『剣姫』ファラと『魔導王』レオンの間に生まれた少年。10歳のときに「無職」の烙印を押されてしまうが、本人のたゆまぬ努力でいつしか天賦の才であるスキルをも上回るほどに成長する。感情をあまり表に出さずマイペースだが、負けず嫌いな一面も。
アレルの同郷の剣士で、自身も剣の腕前に相当な自信がある。幼少期にアレルと手合わせし、敗北を経験してしまう。成長した現在は剣の都市・ブレスギアのギルド「ドラゴンファング」に所属している。
剣の都市・ブレスギアのギルド「ドラゴンファング」でリーダー的存在の少女。かつて有力だったギルドを復活させるために奔走しており、類まれな実力を持つアレルを勧誘する。見た目は幼いがアレルやライナより年上で、お酒も飲める。
魔法都市の魔法学院への入学を目指す女の子。水や氷、冷気に関する青魔法を学んでおり、ウォーターボールなど簡単な魔法は使用できる。無自覚に鋭い毒舌を放ったり、素直になれずツンデレな態度を取ることも。
アレルの母。若いころ女神様から祝福を受け、上級職《剣姫》を与えられた。優しく面倒見のいい性格で、息子のアレルに剣技を教えることもあれば、花嫁修業を兼ねてライナに料理を教えることもある。
アレルの父。若いころ女神様から祝福を受け、上級職《魔導王》を与えられた。性格は温厚。魔法を極めており、剣技をアレルに教えているファラをうらやましく思っている。
アレルの姉。とても小柄で、身長はアレルが10歳の時点で追い抜かれている。弟のことを溺愛しており、アレルとの結婚を目論んでいる。語尾に「なのだ」をつける話し方が特徴。
アレルの妹。姉のアステアと違い、黒い髪が特徴。姉同様にアレルを溺愛しており、会えない日が続くと拗ねる。その反面、アレルと同行するライナには厳しい一面もある。
